漢方薬の価格と種類

一二三堂薬局における漢方薬の価格

一二三堂薬局ではカウンセリングを経て粉薬と煎じ薬を調合しております。
それぞれの価格は粉薬では1日440円、煎じ薬では1日550円になります。
さらに30日分以上を調合する際は割引(例えば30日分なら1,100円引き)サービスを行っております。
詳しくは下の価格表をご参照ください。

  粉薬 煎じ薬
1日分 440円 550円
15日分 6,600円 8,250円
30日分 12,100円
(1,100円割安)

15,400円
(1,100円割安)

60日分 23,100円
(3,300円割安)
29,700円
(3,300円割安)
90日分 33,000円
(6,600円割安)
42,900円
(6,600円割安)
  • ※1ご注文は10日分以上から承っております。
  • ※2上記の価格は税込み価格となります。

価格の設定について

少々余談になりますが、一二三堂薬局には他の漢方薬局にかかられていたけれど漢方薬の価格が高過ぎて継続服用が難しくなってしまったという方もしばしばご来局されます。

慢性疾患を患われておられる方の治療にはどうしても時間がかかってしまいます。そこで当薬局では皆様が出来るだけ無理なく継続服用ができるようにと考えて価格を抑えております。

それ以外の理由に当薬局の場合、広告宣伝費の削減、一括仕入れによる生薬購入価格の抑制、さらに家族中心で経営を行い自宅兼薬局において運営することで人件費やテナント料も抑えられるという環境がございます。

このような他の漢方薬局とはやや異なる複数の要因が漢方薬の品質を一切下げることなくお求めやすい価格設定を実現できている理由です。

漢方薬価格の内訳イメージ

粉薬と煎じ薬について

粉薬について

まず粉薬とは主に漢方薬の有効成分を抽出することで生まれるエキス(extractの略で「抽出物」や「濃縮物」という意味です)を顆粒状や粉末状にしたものです。しばしばエキス剤とも呼ばれます。

煎じ薬について

煎じ薬とは生薬を土瓶や耐熱ガラス製ポットなどを用いて煎じ、そこから生まれる煎じ液を飲むというものです。煎じる作業はご自宅で行って頂くことになりますので少々の手間と時間(30~40分程度)が必要になります。

粉薬と煎じ薬の関係はよくインスタントコーヒーと焙煎コーヒーに例えられます。その理由はインスタントコーヒーはお湯を注ぐだけで簡単に楽しめるのに対して、本格的な焙煎コーヒーは手間と時間を必要とする点が粉薬と煎じ薬の関係と似ているからです。

動画はこのページで紹介している当薬局における漢方相談の流れに加えて基本情報やアクセスなどもご紹介しておりますので是非ご覧ください。

一二三堂薬局公式動画 【薬局解説編】

粉薬と煎じ薬のメリット・デメリットて

粉薬と煎じ薬にはそれぞれメリットとデメリットがあります。下にそれぞれの特徴を簡単に書き出してみました。どちらを選ばれるかは、皆様を悩ませているご症状の深刻度、ライフスタイルなどを基準にされるのが良いでしょう。そのなかでも、毎日しっかりと漢方薬を服用することが基本中の基本になりますので、それを念頭に剤形を選択して頂きたいと思います。

一般的には仕事や子育てなどに追われている多忙な方や煎じ薬を作る自信がない方はまず粉薬を選択されるのが良いと思います。粉薬の漢方薬に慣れてきた段階で煎じ薬に移られる方も多くいらっしゃいます。

一方で重い慢性疾患や時間的な制約もある不妊症など、ご症状が深刻な場合は薬効が粉薬と比較して高い煎じ薬を優先して選ばれることをお勧めいたします。煎じ薬を毎日作るのが難しいという方の場合、時間的な余裕がある休日は煎じ薬を服用し、多忙な平日は粉薬を服用するという方法もございます。

粉薬のメリットとデメリット

粉薬のメリット
  • お湯などがあればいつでもどこでも服用ができるので便利。
  • 煎じ薬のような煎じ液を作るための時間がかからない。
  • 薬の服用が苦手な方でもオブラートなどを使用すれば漢方薬独特の苦みなどを回避できる。
粉薬のデメリット
  • 粉薬の製造過程で揮発性成分などが減衰してしまうので、煎じ薬と比較すると相対的に効果がマイルドになってしまう。

煎じ薬のメリットとデメリット

煎じ薬のメリット
  • 漢方薬本来の姿で服用することで粉薬と比較すると高い薬効が期待できる。
  • 味や香りも漢方薬の大切な構成要素であり、それを最大限有効利用できる。
煎じ薬のデメリット
  • 煎じる手間と時間(30~40分程度)がかかってしまう。
  • 出張先などでは煎じ薬を作るのは困難。

よくあるご質問(漢方薬の価格と種類編)

漢方薬が表示価格以上に高くなってしまうことはありませんか?
定額制となりますのでどのようなご症状でも表示価格以上になることはございませんのでご安心ください。表示価格には消費税も含まれておりますので、上記の表通りの価格となります。なお、不妊症や心身の疲労感を強く訴えるご症状などの場合、補足的に鹿茸や牛黄といった動物生薬由来の製剤をお勧めすることがございますが漢方薬本体の価格が変動することはございません。
相談料などはかかりますか?
特にお薬代以外の費用は発生いたしません。その一方で基本的に漢方相談は漢方薬のご購入を前提に行いますのでご了承くださいませ。
錠剤タイプの漢方薬はありますか?
錠剤タイプの漢方薬も取り揃えております。その一方でどうしても薬効は煎じ薬や粉薬と比較して減弱してしまう点、さらに取り扱っている種類が多くない点から積極的にお勧めはしておりません。
クレジットカードは使用できますか?
ビザ、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなどのクレジットカードがご利用いただけます。
子供の場合でも価格は同じですか?
定額制になりますのでお子様の場合でも価格は変わらず表の通りとなります。
子供でも漢方薬は服用できますか?
個人差はございますが3歳以上の方なら服用は可能だと思います。お薬が苦手な場合はうまく服用して頂くためのテクニックもございますのでご来局時にご説明いたします。
煎じ薬を作るための土瓶などがありません。
当薬局では煎じ薬専用土瓶を割安価格で販売も行っております。なお、土瓶以外にも耐熱ガラスやホーローのポットでも代用は可能です。これら以外にも煎じ薬を作る上でとても便利なタイマー付自動煎じ器も販売しております。
食品の安全が問題になっていますが漢方薬は大丈夫なのですか?
漢方薬に用いられる生薬は日本薬局方などに従った厳密な品質基準があり、卸問屋も独自の残留農薬基準を設けています。こうした公的・私的な品質基準を全てクリアしたもののみを一二三堂薬局では使用しておりますのでご安心ください。詳しくはこちら一二三堂薬局の漢方薬の安全性をご覧ください。
原発事故による放射能の影響が心配ですが漢方薬は大丈夫ですか?
現在、流通している生薬に対しては放射性物質に関する試験が実施されております。一二三堂薬局ではこうした放射性物質における安全基準をパスしたもののみが流通しております。詳しくはこちら一二三堂薬局の漢方薬の安全性をご覧ください。
病名がはっきりわからないと漢方薬は調合できないのですか?
漢方薬はご症状やご体質などをもとにして調合いたします。したがって、西洋医学的な病名が明らかになっている必要はありませんのでご安心ください。むしろ漢方薬は「病名がはっきりしないけれど体調が悪い」「病院では異常なしと言われた」というような場合でも治療が可能です。それは伺ったご様子から身体におけるバランス(気・血・津液の過不足など)の歪みを判断し、それに対して治療を行えるからです。
漢方薬はどれくらいの期間服用する必要があるのですか?
例えば不妊症やアトピー性皮膚炎など患われている期間が年単位になるような慢性疾患に対してはまず3~4ヵ月はしっかりと服用を継続することをお願いしております。経験的に必要な服用期間はその方のご症状やご体質によってまちまちですが、基本的には病気を患っている期間と正比例すると考えて頂ければと思います。
西洋薬との併用は可能なのでしょうか?
基本的には可能です。しかしながら、ごく稀に西洋薬の成分と生薬に含まれる成分が重複してしまうような場合もございます。ご来局時に服用中の医薬品名がお分かりになるようでしたらお伝えください。

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